秋冬物の入荷 and独り言

少しですがメンズレディースともにUSEDの洋服も入荷しています。

少しでも革靴を楽しんでもらえるよう、
革靴に合う洋服をクローゼットのような感じで少しだけですが合わせて置いています。

自分自身、実は元々ファッションにはあまり興味がありませんでした。
中学二年生くらいまではオカンが買ってきた洋服を着ていました。中学三年の時に、野球友達に初めて古着屋に連れていってもらった事がきっかけで、そこからファッションにのめり込んでいきました。もしその瞬間がなければ今も全くファッションに興味はなかったと思います。
今みたいにネットやSNSで何でも情報が入ってくる時代ではなかったので、店舗で店員さんから情報をもらう為、ひたすら服を買いにいってました。

初めて買ったvintageは今でも忘れられない、高校一年生の時に当時、新聞配達で貯めたお金で買ったカバーオール。( ^∀^)
全然サイズも合っていないのに1940年代の物と言うだけで購入。古い物を手に入れたと言う喜びで、ただただ感動していたのを覚えています。

ーー良いモノしか古くなれない。

人の手によって作られた物はほとんどが人が使ったりする物であって、どれだけいい物でも使い手が適当に使っていればすぐ壊れたりします。でも丁寧にお手入れしながら使い続ける事によって、長年の味わいや雰囲気を持って新たに価値あるモノとして生まれ変わります。

革靴は中でも経年変化による味わいや雰囲気を感じられるアイテム。
デザインが豊富なスニーカーも素敵ですが、革靴は履きながら経年変化も楽しめる靴です。本当に使う人によって変化します。
手入れの回数や履き方によってシワの入り方も違ってきますし、履いているうちに自分だけのたったひとつの物を作りあげることができます。

何もかも手に入るようになったこの世の中。たった一つの物を永く育てる楽しさを体感するのも楽しいかも。

ある日の独り言でした。笑

 

 

 

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京都伏見の町家で夫婦ふたりで営むオーダー革靴&ヴィンテージ古着ショップ。
革靴を日常的に履くライフスタイルを提案するべく、店舗内には革靴に合わせてセレクトされた洋服や小物もずらりと並ぶ。
www.own-shoes.com